富岡散歩〜天草郡苓北町

0

     GW終盤の子供の日。天草郡苓北町富岡の町歩きに参加しました。

     集合場所は富岡港。長崎への定期船が出ている港です。待合室前で受付を済ませて出発まで散策。港のバス停から富岡城が一望できます。この城は島原の乱時の幕府方の城でした。一揆勢はこの城を落とせずに船で島原へ向かい、島原勢と合流しました。

     

     ちょうど長崎行きの定期船が出航する時間でした。お客さんが向こうに泊まっている高速船に乗り込んでいました。桟橋にはお見送りの人がいました。

     

     港には熊本県立拓心高校マリン校舎(旧天草水産高校)の実習船『熊本丸』が停泊していました。昔は北洋まで行ったそうですが、今は東シナ海で実習場しているそうです。

     その隣には苓北火力発電所に石炭を運搬する大型貨物船のタグボート(ブルーの船)がいました。石炭産業が姿を消した現在の天草に、石炭に支えられている地域が形を変えて残っていました。

     

     港から歩いて大手門跡に向かいます。かつてここに富岡城の大手門があり、堀に橋が架けられていたそうです。

     

     江戸時代の石垣かなと思ったら、下の写真に真ん中から左が当時の石垣、右が復元した石垣だそうです。

     

     大手門跡を過ぎて海水浴場へ下りました。向こうの岬は天草陶石が露頭している『白岩崎』です(関連記事はこちら)。

    写真に家が写っていますが、昔そこは山だったところで、陶石採掘で一山切り崩した跡だそうです。

     松の防風林を横切って頼山陽公園に移動しました。前に紹介した記事(こちら)をご覧ください。

     前回の訪問では林芙美子の歌碑だけを紹介しました。彼女が宿泊した旅籠『岡野屋』さんです。

     

     岡野屋さんの前の道を東へ歩くと門前通りが見えてきました。瑞林寺の参道です。

     瑞林寺には、乱勃発当時の富岡城番代で一揆軍との緒戦に敗れ富岡城へ敗走中に切腹した明智光秀の孫の三宅藤兵衛や、天草初代代官鈴木重成公の供養碑があります。

     

     隣には富岡神社がありますが、建て替えて銅葺き屋根にするそうです。狛犬の後ろには献灯台がありますが、灯篭は金属だったので太平洋戦争で供出されたそうです。鐘と同じ金属だったのでしょうが、こんなところにも戦争の傷跡が残っていました。新しい社殿になっても、この台座は保存してもらいたいものです。

     

     

     干拓地を歩くと、空き地が石で区画されています。下が砂地なので、どこのお宅もこのように石で区画して土台を固めているそうです。

     

     新地にはシーズンの終わり近いレタス畑が広がっていました。

     

     富岡港に向けて海岸の松林を歩きます。先日牛深で見せていただいた『ボタンボウフウ』が自生していました。

     

    アオサの養殖棚が広がります。そろそろ散策も終わりです。松林ではハルゼミが鳴いていました。

     

     シカゴ万博出展者の漁師さんの碑、『五足の靴』一行が長崎から富岡に上陸したとき宿泊したと思われる場所などを巡りながら富岡港に帰還です。ふ頭ではイベントをやってました。

    出店でコーヒーをいただいて帰路につきました。

     

     かつての城下町だった富岡の町。江戸時代の名残をわずかにとどめる街並み。天草の乱をはじめ幾多の戦いに散った人々の祈りと供養。青い海と白い砂が織りなす砂の町。富岡はそんな町でした。 5月13日

    ぜひランキングにワンクリックお願いします!

    人気ブログランキングへ


    石垣の町を歩く

    0

       4月21日に天草市倉岳町で『棚底史跡巡り&ウォーキング』が開催されます。管理人は会場のスタッフとして参加するのでウォーキングに参加できないので、昨年までガイドをしていた父親に案内してもらって自主的に事前ウォーキングに出掛けました。

       スタートは倉岳山の『倉岳海抜ゼロメートル登山口』。棚底コミュニティーセンター(場所はこちら)の敷地内にあります(下左)。すぐ近くに野口雨情の歌碑があります(下右、場所はこちら)。『うしろ倉岳 まえ龍ヶ岳 中の小島は浮き沈み』。

       

       たったこれだけの歌ですが、雨情のあたたかななまなざしが強く感じられます。現地に行って棚底湾を見て下さい。湾内に浮かぶ小島様がかわいらしく感じられますよ。お隣の歌は、雨情を棚底に招いた地元の歌人丘玲二氏のもの。恐らく雨情を師と慕っておられたのでしょう。感性が似ていて、師への愛情が溢れています。

       地元の小学校。今は”倉岳小学校”ですが、管理人が通う頃は”棚底小学校”でした。当時の校歌は違いますが、それ以前の棚底小学校の校歌は野口雨情が作詞したそうです。誠に残念ながらその歌詞は現在不明です。

       さて出発地点からすぐ近くに十五社宮があります。ここは石棺の古墳があり、市の文化財になっています。お宮に上ると、またいました『クロコマノチョウ』。下左の写真のちょうど真ん中にいます。見事に枯葉になっているのでちょっと分かりません。アップで丸囲みしました(下右)。

       

       天草は常緑広葉樹が多いので、落ち葉はこんな風に厚くて堅い感じのものが主流です。実によく溶け込んでます。

       十五社宮を出て山側に上ると、すぐに石垣の多さが目につきます。パっと見ただけでも点線で囲んだ石垣が見えます。

       

       矢筈岳や倉岳山はマグマの貫入によってできた山です。棚底はこの山々のふもとにできた扇状地で、那須塩原などと同じく石ころだらけの土地です。耕しても耕しても出て来る石ころを、処分と田畑の整備、防風対策を兼ねて利用してきたのです。

       よく見ると、石垣の上に神様がいます(下の写真の棕櫚の木の左)。このように家の鬼門の方角に『家神様』を祀っているお宅をよく見かけます。

       

       さらに歩きます。長い石垣が延々と続く感じです。

       

       

       よく見ると、石垣の石はまぁるい石ころではなく、横長の石ころが多いですよね。

       倉岳のマグマは、『板状節理』という板のように割れやすい性質の岩石だったことから、石垣にするのに都合のよい形だったわけです。

       扇状地は地下に伏流水があります。棚底では各敷地に一つ、井戸が掘られています。生活用水と農業用水を賄うだけの水があったわけです。その伏流水を掘って引いたり、暗渠にして水を通す仕組みとして『こぐり』というものが活躍しています。下の写真は現役のこぐりで、この下を農業用の水が流れています。地理で教わった、イランの”カナート”みたいな感じです。水路は細いので、昔は中に入っての点検と補修は子供の仕事だったそうです。子供がいやがる仕事の一つだったみたいですよ!

       

       

       こぐりの近くに水神様と思われる神様が祀られていました。その向こうに家神様と倉岳山が直線状に望めるこのスポットは人気の撮影ポイントだそうです。

       

       高台から振り返ると、この斜面の扇状地に石を利用してこのような水田を拓いた先人の努力がしのばれる風景に出会いました。

       

       天草市倉岳町棚底。改めて幼少期を過ごした町を感じる散策でした。

       棚底港に向かう田んぼの真ん中に『いぼの神様』が祀られています。

       

       ここの水をいぼにつけ続ければいぼが落ちると言われ、今もお参りの人が絶えません。4月19日

      ぜひランキングにワンクリックお願いします!

      人気ブログランキングへ


      太郎丸に登る

      0

         天草にはハイキングにちょうど良い山、初心者でも靴やウェアをきちんと装備すれば安全に登れる山がいくつもあります。昨年登った次郎丸岳や今回登る太郎丸岳もその一つ。ただし岩場を上る場面があるので、トレッキングシューズをお勧めします。

         上天草市営の登山口駐車場からスタートします。九州百名山だけあって登山道入り口の駐車には九州各県のナンバーの他、京阪神のナンバーをつけた車もよく見かけます。西日本各地から登山客が訪れているようです。

         

         

         駐車場の前は田園風景。ちょうど代掻きが終わってそろそろ田植えという時季でした。

         

         車を降りて登山開始。駐車場の隅には手作りの看板が。

         

         途中、分岐点ごとに手作りの案内板があり、迷わず便利なうえに歓迎されているという気持ちになり、ほっこりします。このあたりも人気の秘訣でしょう。見つけた看板を紹介します。なつかしいキャラがモチーフになってます。

         

         

         

         

         山道に入ってすぐ。面白い蝶を見つけました。この写真のどこかに蝶々がいます。わかりますか?(黄色の矢印の先)

         

         こんな蝶々です落ち葉にそっくり。『クロコノマチョウ』という名前だそうです。2月25日に天草市倉岳町のえびすビーチでも撮影しましたので、天草上島には普通にいる蝶のようです。

         

         途中までは次郎丸岳と同じルートを登ります。分岐路で右、太郎丸岳に向かいます。

         

         しばらく歩くと視界が開け、隣の次郎丸岳や、駐車場付近の水田が見えました。

         

         

         道は続きます。

         

         

         途中にも大岩の峰があります。

         

         

         やがて行く手に太郎丸岳が見えてきました。湯島方面を見渡す絶景も広がります。

         

         

         そこから約10分。太郎丸岳頂上に到着。大矢野町の『もっぱん』で買ったパンを昼食にいただきました。

         

         一息ついて下山です。固有種のアマクサミツバツツジが咲き始めていました。

         

         天草上島には、次郎丸岳太郎丸岳はじめ他にも眺望の良い山があります。下島にも良い山がたくさんありますので、そちらにも回ってみるのもいいですよ。 4月12日


        牛深散歩3 深いね〜牛深は!天附

        0

           牛深地区のフットパスイベントに参加してきました。牛深地区は久玉、魚貫に続いての参加です。

           ハイヤ大橋たもと、長島行フェリーの発着場前の海彩館(場所はこちら)から下須島(げすじま)まで歩いて行きます。海彩館を出てすぐ。牛深の町に、エンジンの修理や舟の艤装に欠かせない鉄工所が、ほんの20mくらいのところに2件ありました。

           

           

           昨年夏に散歩したときに見た『ホテルハーバーイン』の正面玄関です(関連記事はこちら)。

           正面から見たのは初めてでしたが、なかなか

           かっこいいホテルだったんですね(左)。

           船の汽笛に振り返ると、鹿児島県長島からの

           フェリーが堤防の向こうに見えてきました。

           

           

           ハイヤ大橋を徒歩で渡ります☟

           

          橋の上からの風景です☟

           

           

           橋の上にはトンビが至近距離を悠々と飛んでます。触ろうとしましたがそれは無理でした。

           

           この橋にはT字路があるんです。しかも橋の上のT字路からは、対岸の下須島に降りるためのループもあります。相当変わった橋です。

           

           

           T字路をループ橋側から見ると、不思議な光景です☟

           

           下須島に渡りました。地元で『トンネル』と呼ばれていた切通の道に来ました。当時は今の道よりうんと狭く、ここを通るとトンネルに感じたそうです。

           

           トンネルを抜けると、崖の上に神社がありました。その前は空き地になってました。食堂が見えますが、この日はやってないような感じでした。ちゃんぽんがおいしいそうです。

           

           

           猫が多いですね。グレーの模様が珍しく感じました。下右の猫はなんという柄?

           

           

           路地を見渡してみたら、湯島(関連記事はこちら)と同じくらい野良がたむろしていました。

           

           おうちの玄関にえびす様をお祀りしているいるお宅や昔のタバコ屋もありました。

           

           

           郵便屋さんは相当狭い路地まで行きますが、バイクも通らないところには徒歩で行きます。

           

           

           貴重な飲み水を確保するための井戸があちこちにあります。集落の一番上にも井戸があって驚きました。

           

           

           フットパス講座の井澤先生に教えていただいた、井戸の撮影構図です。

           

           見晴らしの良い高台まで歩いて、本日の昼食です。お花見形式でいただきます。

           

           お煮しめやアジフライ、ガネ揚げ、ボウフウの天ぷらなど健康的でおいしいお食事をいただきました。本当にありがたいです。牛深ハイヤ保存会の皆様が本物の牛深ハイヤの歌と踊りをご披露下さいました。食事と併せ、ウルウルもんでした!

           長寿草と言われるボタンボウフウとはこんな植物です。新芽の部分をいただくのだそうです。お母さんが「多分聞かれるだろうと思って」準備してくださってました。こんな心配りが嬉しい!

           

           牛深ハイヤの魅力をたっぷり感じながらおいしいご飯を頂きました。帰りに写真を撮ることを忘れるくらいお昼が充実してました。ハイヤ大橋を来た時とは反対側の歩道を歩いて帰りました。

           

           今回のフットパスも楽しいものでした。牛深は「深い」。ハイヤ大橋から海を覗けば「怖い」! 4月5日


          ウォータースライダーか? な滝

          0

             天草は”島”だから滝には縁遠いようなイメージがありますよね。でも意外と規模の大きな滝もあるみたい。知ってるけど近くに行ったことがない、ウォータースライダーのようなユニークな滝があります。これもそのうちの一つ。滝の名は『祝口観音の滝』。天草の地層構造『ケスタ』が作り出した滝です。下の写真は滝壺から見た姿ですが、はるか上の方から水が「滑り下りて」来ています。

             

             固い岩の層が斜めに傾いているので、水は浸みこむことなく傾斜通りに滑っています。滝が注いでいるのは上天草市松島町にある教良木ダム。晩秋から早春にかけて朝に湖面から湯気が立ち上ることが多いダム湖です。冬場はカモがたくさんやって来ます。教良木ダムの主要な水源はこの滝です。

             滝への道には「観音の滝入口」の石碑とジオパークの説明板があります(場所はこちら)。

             

             

             

             道を下って駐車場に車を置き、徒歩で滝を目指します。以前取り上げた『謎の噴水』が現れます。標識に従って観音堂への階段を上ります。

             

             

             途中で『謎の噴水』を振り返ると、噴水をで虹が斜めに横切っていました。

             足元にハート形のくぼみがありました。

              大きさはA4くらい。

              

              観音堂まで100mの看板。

              
             

             岩のくぼみに石が入ってコロコロとくり抜いてできた穴(ポットホール)があります。

             

             

             観音堂に到着。さらに上りの道があるので上ってみます。

             

             

             右手にウォータースライダーが続きます

             

             ウォータースライダーにはアクセントも必要です☟

             

             最上部が見えてきました。修験道みたいなところが一か所あるので注意が必要です。必ず両手で岩をつかまないと危険です。

             

             最上部に到着。ゆっくり流れてきた水は、ここから一気に下って行きます。

             

             

             驚いたことに、上流は渓流になっていました。奥入瀬みたいに苔がいい味出してます。

             

             炭焼き窯の跡を見つけました。黄色く囲んだところが窯の土台部分です。

             

             途中休憩ベンチでお茶をしながら上流の”奥入瀬”渓流までのハイキング。所要時間約1時間半。岩の上に乗ると滑落の危険があるので、岩には乗らない方が安全です。謎の噴水付近の滝壺にはカワニナがたくさんいました。きっと季節にはホタルが舞うのでしょう。3月22日

            ぜひランキングにワンクリックお願いします!

            人気ブログランキングへ


            島津の風を感じて〜牛深久玉を歩く

            0

               17日の日曜日。天草市久玉町のフットパスの催しに行ってきました。久玉町は天草の南端にある町。管理人の住む倉岳町からは車で1時間15分ほど。でも早く出た分、道中の下浦町でこんな素敵な風景に出会うことができました。昇る朝日、けぶりたつ海。11月から2月にかけて、ここ下浦町では晴れて風がない上げ潮の朝にはこのような海霧がよく見られます。

               

               ”長崎を感じるカフェ”は天草市五和町、下島の北部でしたが、久玉町は南。合併までは牛深市久玉町でした。牛深からは鹿児島県長島へフェリーが一日10便出ていて所要時間30分。すぐ目と鼻の先が鹿児島県という土地柄です。隣の新和町からも鹿児島県獅子島にフェリーが出ていて(関連記事はこちら)、文化的にも薩摩の影響が濃い地域と言われています。

               牛深高校前の駐車場から出発です。

               駐車場前の久玉港の岸壁。漁師のおじさんが大きな籠を船尾に沈めていました。一人が声を掛けました。『籠には何が入っていますか?』『鯛。5キロの鯛』。おじさん『きびなごばやろか?』『本当ですか?』『今獲ってきたばかり』と言って本当にきびなごを1キロくらいくれました。

               

               猫が遠巻きにこちらを見て「おいらにもちょうだい」と鳴いています。次の瞬間、おじさんはきびなごを一掴み、猫めがけて放り投げました。めでたく猫もお相伴。漁師の町の日常の光景なんですね。

               

               人間がもらった分のきびなごは、今日のお昼を作って下さる久玉町の『食事改善推進員』の皆さんにお預けして「おびいて」(きびなごやイワシを手開きすること)いただくことになりました。ありがとうございます。

               港から高台に向かって歩くと浄土真宗のお寺『正光寺』があります。このお寺、真宗のお寺にしては高台にあるし、二重の厳重な石垣の上にあります。いかにも真宗らしくないロケーションです。地元の研究家は、元は海城である「久玉城」の支城か砦だったところではないかと考えているそうです。昔の海岸線が階段登り口の少し手前まで来ていたといことを考えれば、そう思えてきます。いかがでしょう。

               

               階段を上ると正光寺の山門です。竜の彫刻があります。

               

               

               竜の拡大です。表から見たところ。両の翼を広げ、力強く飛翔しています。

               

               裏から見たところです。表と違うデザイン。和風総本家のスゴ技を見た気分です。

               

               お寺を出て久玉城下へ。お城の下にある魚屋さん。安い、新鮮。干物は手作り。

               

               

               『アラ』が泳いでいました。幻の魚だけあって名前は諸説ありますが、アサリカゴの手前に潜んでいるこげ茶の縞々の魚。2kgもない子供のアラです。

               

               久玉城跡に登ります。久玉城は海城です。下の写真の家がある地域は当時みな海でした。

               キリスト教布教を受け入れるか否かで、当時の権力者の

               天草氏の兄弟間で意見が分かれ、弟二人が島津氏の援護

               を受けこの城に立て籠って戦った結果、キリシタン受け

               入れ派の兄が勝って弟達は天草を追われたそうです。

               

               

               城下には島原天草の乱の後に作られた眼鏡橋も残っています。現役です!

               

               お昼の時報が鳴りました。いよいよクライマックス。久玉地区コミセン。出発直後に漁師さんからいただいたきびなごも『食事改善推進員』の皆さんが「おびいて」下さってました。キビナゴのお刺身は鉢で回ってくるので撮影していませんが、さすがに地元のお母さんたち。東京の薩摩料理のお店よりきれいでした。左手前からきびなごの祭り鮨ユズ風味、上にミカン餅、右デコゼリーガネ揚げときびなごのかき揚げボウフウの白和え添え、お椀はアオサときびなごのすり身のお吸い物

               

               「いただきます」。皆が一斉に箸をとります。食べた感想? 一言でいうと『感動』です! 地元の食材が季節ごとに見せる素顔を知り尽くしているから、その季節瞬間の素材の声に耳を傾け、語り掛けられた通りに調理する。これが土地の料理の醍醐味だと思います。”ガネ揚げ”とは拍子木切りにしたサツマイモをかき揚げにしたもので、姿が蟹(天草ではガネ)に似ていることから名づけられた料理です。元々薩摩の郷土料理だったものが長島経由で牛深に伝わったと言われています。ボタンボウフウは別名長命草と呼ばれる、海岸に自生する植物です。ほんのり苦みがあって長生きしそうなお料理でした。

               漁師のおじさんと食事改善推進員のお母さんたちのおかげで、東京や京都の料亭の味に勝るとも劣らない旬を味わうことができました。そして久玉の町の歴史を聴けば、いにしえの町の様子が見えてくるような気がしました。中世の海城は素敵でした。

               今日書いた記事はその魅力の半分も伝えきっていません。”嘘だと思うなら久玉のフットパスに参加してみて下さい!”(マルちゃん正麺の役所広司風に) 2月25日

              ☟よろしければブログランキングにワンクリックお願いします!

              人気ブログランキングへ


              森林浴 対 登山 = 7 : 3

              0

                 天草には森林浴スポットが少ないようなイメージがありませんか?これまで何度かご紹介したように、天草には気軽にハイキングやトレッキングが楽しめる山道が数多くあります。穏やかな晴れの日、海もいいですが山歩きがしたくなって帽子岳に登ってみました(場所はこちら)。

                 帽子岳登山は、天草市民の森方面から登るルートとイオン天草ショッピングセンター方面から登るルートがあります。たっぷり森林浴をしたいので今回はイオン側から登ることにしました。

                 

                 イオン天草ショッピングセンター(場所はこちら

                 天草には一年中注連縄を飾る風習がありますが、

                 一説には江戸時代に切支丹弾圧を恐れて「うちは

                 切支丹ではありません」とアピールするために始

                 まったとも言われています。イオンは地元の風習

                 に倣って玄関に一年中注連縄を飾っています

                 

                 

                 車を置いて、イオンでおやつや飲み物を調達しましょう。そして徒歩で登山開始です。帰りでもいいのでくれぐれも買い物をお忘れなく。

                 バスでお越しの方は本渡バスセンターから牛深方面のバスに乗り、イオン近くの『食場』バス停で下車してください。

                 食場(じきば)バス停(場所はこちら

                  牛深方面に20mほど歩いた介護施設の

                  看板の先に登山口の標識があります

                  

                 

                『帽子岳の里』まで来たら、三叉路を施設側に右折して先に進みます。しばらく歩くと一の鳥居が見えてきます。脇には比較的新しい帽子岳神社の説明板がありました。

                 
                 

                 登山口には頂上までの距離3561mの表示があり、きれいに手入れされた杉林が続きます。

                 

                 

                 森林浴にふさわしいきれいな山道を歩くと、500mごとに距離表示があります

                 

                 

                 途中大きなクスノキが大切に残され、

                 水が浸みだしているところがありました

                 

                 

                 その先、残り千辰良玄

                 
                 

                 千檀玄韻魏瓩たあたり、急に視界が開けました。

                 

                 頂上までカウントダウン。距離表示は『400m』です。
                 近くに古い道標。「右ハほ・・・」読めず。

                 「左みやしたけ」以外読めず・・・?

                  
                 

                 ここら辺は冬イチゴの自生地でした。日当たりのよいところの実は甘酸っぱく、日が当たらなそうなところの実は酸っぺー!でも自生したイチゴの強い生命力を感じるワイルドテイストです。

                 

                 頂上への最後の参道が見えてきました

                 山頂には耳を広げた象みたいな切り株

                 

                 去年の台風で倒されたようです。

                 

                頂上に着きました。

                 

                頂上付近から上島、御所浦方面を眺めます。

                 

                 イオンから往復ちょうど3時間くらいのハイキングでした。下山途中でここを散歩コースにしている方にお会いしました(倉岳トレイルクラブのメンバーさんだそうです)。健脚の方には散歩、一般人にはハイキング。森林浴が7、登山が3といった感じの健康的なコースでした。2月8日


                << | 2/3PAGES | >>

                プロフィール

                管理人のたかぴーです。2017年、定年を待たず少〜しだけ早く退職して天草に移住しました。東京での生活が正常だと思っていたのが間違いだった。とりわけコロナで過密都市の恐ろしさを実感している所です。ここ天草はWithoutコロナ生活を送れるパラダイス。是非お越し下さい。

                最新の記事

                カテゴリー

                calendar

                S M T W T F S
                      1
                2345678
                9101112131415
                16171819202122
                23242526272829
                3031     
                << August 2020 >>

                ☟ブログランキングやってます

                天草への移住情報

                Twitter

                archives

                recent comment

                links

                search this site.

                others

                mobile

                qrcode