"え、あれが絶滅危惧種なの?"的な鳥

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     海の上にいると、陸とは違う鳥たちが頭上を飛んだり近くを泳いでたりします。温暖で波穏やかな多島海である不知火海に面した天草東海岸。人の上陸を拒むような断崖絶壁に囲まれた無人島が多く、そんなところでしか繁殖しない珍しい鳥が見られます。

     今回紹介するのは『ミサゴ』と『カンムリウミスズメ』。どちらも天然記念物で、ミサゴ準絶滅危惧カンムリウミスズメ絶滅危惧粁にリストアップされている希少種。ミサゴは上天草市の千元森岳に登った時に巣を見つけました(関連記事はこちら)が、非常に珍しい鳥だと思っていましたが、地元倉岳の棚底湾でもよく見かけるし、天草工業高校前の河口でもホバリングしている姿を見かけます。極めつけは御所浦のトリゴニア化石採集場の電線。


     トンビが止まってると思ってたら喉が白い。

     よく見るとミサゴでした。

     鋭い爪とくちばし。眼光鋭い猛禽です。

     

     

     

     

     

     

     

    何かを見つけたようです。スクランブル態勢になりました。獲物を凝視する鋭い眼光!

     

     な〜んだ、天草には準絶滅危惧種が普通に飛んでるんだ・・・ って、すごい!

     もう一つは同じ天然記念物で絶滅の危険性がミサゴより大きい「絶滅危惧粁燹廚痢カンムリウミスズメ』。去年暮れの22日。船で棚底湾で釣りをしていたら、ハトより小さくスズメより大きな鳥が一羽泳いでました(鳴き声こちらの動画をご覧ください)。ポケット図鑑を見たら「ウミスズメ」という種類が出ていて、それと似ているので鳴き声も照合しないで勝手にそうだと思っていました。その日を境に、棚底湾外の不知火海でも、海に出る度にこの鳥が近くを泳ぐようになりました。お馴染みになったので、きちんと姿を撮影してあげようと思って200mm望遠で撮影して家に帰って拡大してみました。しかしウミスズメとは体の模様がまるで違っていたのです。

     手持ちの図鑑には出ていません。ひょっとしてすごい珍鳥か新種か! ネットを使って調べてみると「カンムリウミスズメ」だということがわかりました。頭の飾り羽や白いデザインが特徴で、結果は「珍鳥」の方でした。

     

     年が明けると、ペアで泳ぐ姿をよく見かけるようになりました。後ろから見ると黒い冠というより「モヒカン」みたいにも見えてきます。

     

     そして2月に入ると、数羽〜10羽程度の群れがあちこちで見られるようになりました。賑やかで楽しそうです。

     

     あ、もう一度言いますが、この鳥、天然記念物で絶滅危惧粁爐猟です。世界で1万羽とか5千羽もいないとか言われている貴重種ですが、天草東海岸ではごく普通に見られる冬鳥なのです。カンムリウミスズメといいミサゴといい、天草のジオが育んだ鳥だと言えるでしょう。相性の良いここ天草で勢いを盛り返してほしいものです。そのためにもゴミのないきれいな海に戻してあげたいですね。天草でもゴミ問題は深刻です。レジ袋とか発砲スチロール容器だとか様々な有害物質が海中に漂っています。たいていは地上で捨てられたゴミが吹き飛ばされて川や海に流れ込んだものですから、陸がきれいでなければ海もきれいでいられません。この鳥たちはただ珍しいだけではなく、「ずっとここにいられるような環境を残してね」というメッセージを込めているように思えます。  3月1日

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    プロフィール

    管理人のたかぴーです。2017年、定年を待たず少〜しだけ早く退職して天草に移住しました。東京での生活が正常だと思っていたのが間違いだった。とりわけコロナで過密都市の恐ろしさを実感している所です。ここ天草はWithoutコロナ生活を送れるパラダイス。是非お越し下さい。

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