そうだ御所浦、行こう

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     御所浦で新種の魚の化石が発見されて話題になっています。『アマクサイクチス ゴショウラエンシス』というそうです。津集落の世界遺産に続く天草の嬉しいニュースです。 

     その報道直前の3連休の最終日。暑さも和らいできたので、ふと御所浦にサイクリングに行きたくなって、家内と一緒に出掛けてきました。

     港に向かう途中、首を垂れ始めた田んぼの畔に彼岸花が満開になっていました。写真ではちょっと見えにくいですが、キアゲハが蜜を探しているのが見えますか?

     

     単身赴任で名古屋に住んでいた頃、新見南吉の故郷愛知県半田市岩滑(やなべ)あたりを流れる矢勝川の堤防に、彼岸花を見に何度か行きました。堤防いっぱいに咲き誇る彼岸花は壮観でした。『ごんぎつね』の「ごん」が兵十のウナギを盗んだのは、きっとあの川だと思っています。

     

     9時55分棚底港発の『フェリーごしょうら』で御所浦へ出発です。連休中とあって親子連れが4組ほど乗っていました。男の子は恐竜に興味があるみたい。ご期待に応えて、御所浦に着くとすぐに怖い恐竜と恐竜ゆるキャラ『寺野くん』が相次いでお出迎えです。ちなみに本日(22日)から寺野くんがいる御所浦白亜紀資料館で、今回見つかった新種の大型魚類化石が展示されているそうです。

      

     7月末に牧島を回った時の「レンタサイクル」を利用します。御所浦島の周回道路は、途中の「烏帽子地区」で途切れていて自転車で一周はできません。烏峠という山越え道路がありますが、いくら電動自転車といっても苦行になるのでお勧めはできません。右回り左回りどちらで行っても行った道を戻ることになります。今回は右回りに回って「烏帽子地区」(場所はここ)に行くことにしました。

     前回しおさい館のどこでレンタルできるのか分かりにくかったのですが、今度は「のぼり」がはためいていて、すぐ分かるように改善されていました。前回アンケートで「分かりにくかった」と書いたのですが、ひと月ちょっとでの対応。やる気が見えますね!

     

     

     手続きをして、いざ出発!この前に乗ったところなので取り扱いはOK。しおさい館を島の時計回り方向に出発してすぐ、郵便局がありました(場所はここ)。ここの防犯セキュリティはかなり手ごわいですな。ポストの上にご注目。 

     

     

     嵐口(あらくち)港に着きました。港のすぐ前に定期船の待合所があります。しかもバス停の正面。緑の公衆電話がレトロチックでいい感じです。

     

      嵐口港の脇には小学校があったようですが、ナビの地図からは抹消されていました。廃校になったみたい。横浦島でも同じ光景を見たな・・・

     

     嵐口を過ぎると不知火海が眼前にフルオープンになります。対岸は水俣や芦北です。

     

     堤防下の浜を見ると、足元の浅瀬を40cmをゆうに超えるような大きなチヌが数匹泳いでいました。前回訪問した牧島でも見かけたので、御所浦町では当たり前の光景なんでしょう。豊かな海です。

     

     望遠で見ると芦北伝統の『うたせ網漁』をする船の姿が見えます。芦北は意外と近いです。

     

     

     御所浦町の外平地区は一億年くらい前の地層でできているとのこと。行く先々で『ジオパーク』の説明ボードがあって、それを読んで回るのも楽しい。でもあまり熱心に読んでいると同僚が興味がない人だと飽きるので「速読」も必要。

     御所浦のすごさは路傍の石に見て取れます。ごろ〜んと転がっている石が化石の塊なんです。

      

     転がっている石がそうなんだから、石垣の石もそうじゃないかと思って観察してみました。

     

     上の写真のよもぎの葉っぱのところの石を拡大してみると・・・やっぱり。

     

     化石なんですねぇ〜。これが御所浦なんですね。一億年なんですね。こんな地質だからこそ「アマクサゴショウラ何チャラ」という魚の化石が発見されたりするんですね。すごいですねぇ〜!

     途中廃校になった嵐口小学校の外平分校の前を過ぎ、烏帽子地区に着きました。小学生の男の子が港の堤防でエギングをしていましたが、僕らを見ると元気よく「こんにちは!」と挨拶してくれました。天草の田舎では子供が皆挨拶をします。横断歩道の前で止まると、渡り終わった小学生が振り返って車にお辞儀をする、そんな光景が当たり前です。でもなかなか子供に出会えないのも事実ですが・・・烏帽子の港で不知火海をバックに記念写真。

     

     

     御所浦は化石の町。そこここに化石が転がっているだけでなく、石垣にも化石が使われていました。周回道路からは不知火海を一望できて、起伏もきつくはありません。潮風を感じながら石ころや崖を見ると一億年前の地球に思いを馳せることができますっていうか、新種の化石を発見するチャンスが転がっている島だと言っていいでしょう。

     ところで、今回はレンタサイクル2時間コースを選んだのですが、化石を見ながらだと3時間コースがお勧めです。新種の化石を探して自分の名前を付けたい人は一日コースがお勧めです。      9月22日

     


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    プロフィール

    管理人のたかぴーです。 2017年に天草東海岸に引っ越し、釣りとクルージングと山歩きの生活に漕ぎ出しました。天草=海? 実はハイキングやトレッキングによい山がいっぱい。登れば海を見渡す絶景がセット。サラリーマン卒業後を余生でなく「新しい人生」にしたい皆様にお届けします。

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