有明のまぐろ? タコじゃないの?

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     有明町と言えばタコの町。タコの炊き込みご飯や干物が有名だ。そこにまぐろ、と言っても「鮪」じゃない。「真黒」の話だ。

     天草は恐竜の時代から哺乳類の時代までの間にできた地層が、地殻変動で持ち上げられ、斜めに傾いて「ケスタ地形」を形作っている。しかし上島に聳え立つ倉岳山は、マグマが地層の弱いところを突き破って上がって出来たものだ。マグマが上がってきたのなら、マグマ近くの地層は熱で「オーブン加熱」状態になっているはずだ。そんな岩石がないか、御所浦白亜紀資料館の学芸員さんに聞いてみたら「有明町のまぐろ石(真黒石)がそうだ」と教えてくれた。

     倉岳山の北側にあたる有明海に面した海岸に行ってみた。天草市有明町。道の駅は臨時休業でひっそりしている。リップルランドの海岸のリアルなタコのモニュメントがお出迎え。リアルででけ〜!

     

     御所浦で恐竜のモニュメントも制作している方による作品だそうだが、これには「参った降参」だ。タコ壷のフジツボまでリアルにできている。

     おっと、タコでなくてまぐろだった!タコ広場から波打ち際まで下りられるように階段が整備されている。

      

     

     ♪誰もいない海。二人の愛を確かめたくって♪ なんて古いよね〜。でも珍しく人がいた。何か拾ってる。シーグラス(ガラスのかけらが波で洗われてきれいなタイルみたいになったもの)かな。

     

    アクセサリーでも自作するのかな?いずれにしても離れているので3密の対象外。安心して散歩を続ける。

     

     浜辺は丸い石ころで埋め尽くされているが、黒い石が多い。この黒い石が『真黒石(まぐろ石)』なんだそうだ。

     

     拡大するとこんな感じの石ころ。黒でない石は真ん丸だけど、黒い石は角が丸まっただけのいびつな形のものが多い。。

     

     

     拾ってみると真っ黒で固く滑らかだ。まぐろ石同士を叩いてみると金属音がする。正体は「ホルンフェルス」。ブラタモリでもよく出て来る岩石。大昔の泥が固まって出来た”泥岩”(でいがん)がマグマの熱でオーブン焼きにされて固くなった石だ。とても固くて緻密で風化しにくい。だから真ん丸なまぐろ石が見当たらないんだ!いびつな形だからこんなことも出来る。

     

     

     ここ有明の海岸に転がるまぐろ石は、実はどこから出てきたかがまだ分かっていないそうだ。背後にマグマが「貫入」して出来た山があるわけだから、この近くの沢沿いの斜面のどこかにあるのだろうが・・・

     ホルンフェルスの産出地を突き止めたら地方紙に載るかもしれません。皆さん、いかがです?  2020年4月24日


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    プロフィール

    管理人のたかぴーです。2017年、定年を待たず少〜しだけ早く退職して天草に移住しました。東京での生活が正常だと思っていたのが間違いだった。とりわけコロナで過密都市の恐ろしさを実感している所です。ここ天草はWithoutコロナ生活を送れるパラダイス。是非お越し下さい。

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