カーボンフリーなアングラー

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     先日閉幕したCOP25会議で、「気候行動ネットワーク」(CAN)から日本に対して2回目となる『化石賞』が贈られました。実はこれ、地球温暖化対策に後ろ向きと認定された国が選ばれる”不名誉な賞”らしい・・・ そんなニュースも『どこ吹く風』、天草ではカーボンフリーな人々が活動しています。

     穏やかな冬の休日。週末よくカヤックフィッシングに出ている人。推進力はパドル、化石燃料とは無縁。もう一人カヤックフィッシング愛好家がいるのですが、この日は出ていませんでした。

     

     そこから1kmほど先に、こちらもよく見かける舟。推進力は「」(ろ)。カーボンフリーです。

     

     そして数百メートル先にもう一艘櫓漕ぎ舟が出ていました。この舟もこのあたりではお馴染みです。

     

     翌日同じ所に行くと、いつもの2艘とは別に、初めて見る櫓漕ぎ舟が出ていました!

     

     この日は何と、櫓漕ぎ舟が3艘同時に見られました!半世紀前に戻ったような感じ・・・

     

     一番右の櫓漕ぎ舟が、銀色の航跡を残して進んでゆきます・・・

     

     近頃カヤックに乗ってないなぁ・・・ 手入れしてあげよう   2019年12月20日


    ギターみたいな人面魚

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       とある晩秋の天草の海。父親と釣りに出掛けました。エサは活き海老。”打ち込み”と呼ばれる伝統の仕掛けで釣っていると、「フィッシュオン!」かかりました!結構引きます。リールが逆回りして糸が出て行きます。力勝負になりましたが、何とか引き寄せました。船べりに姿を現したのは・・・サメ?エイ?

       肌はサメと同じようにザラザラ。でも頭はエイみたい。

       

       全体がうまく撮れかったので、『市場魚貝類図鑑』の写真を掲載します(市場魚貝類図鑑はこちら)。

       サカタザメという魚で、サメではなくエイの仲間なんだそうです。英語ではギターフィッシュと呼ばれているそうですが、言われてみればそうですね。有明海などでは『ケイメ』と呼ばれていると書いてありました。海にはいろんな生き物がいるんですねぇ。

       針を外そうとひっくり返したら、あれあれ?なんと「アゴヒゲ」をたくわえた人みたいな顔をしています。。

       アップです。誰に似てますかね・・・

       

       食べられるかどうか、おいしいかどうかも分からなかったので、写真だけ取ってリリース。肌がザラザラしているので尻尾を掴んで難なく海中へ。すぐに姿が見えなくなりました。達者でな! 12月6日


      ハイブリッドタイラバ

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       八代海沿岸の天草東海岸。昨年暮れまで爆釣モードだった鯛が1月下旬から姿を消しはじめ、2月にはほぼ姿を見せなくなりました。3月に入っても不調が続き、五月になっても全く勢いがありません。昨年が鯛の当たり年だったので、今年は反動なのかもしれません。

       それなら対策を打たないといけません。海の真冬の2月から3月にかけて、不漁対策として試した幾つかをレポートします。

       エサ釣りでもルアーでも、釣りの流儀にはこだわらない管理人です。その日においしくいただく魚が釣れればいいのですが、全く釣れないのはイヤ。一昨年5月にカヤックフィッシングでヒトツテンヤから始めたのですが、気温が上がるとエサがすぐに傷むのでルアーに変え、主にインチクで釣りました。昨年春に地元の先輩に「エビタイラバ」を教えていただき、それからは釣果が安定するようになりました。タイラバの親針にエサを付けて釣る方法です。いわばエサ釣りとタイラバのハイブリッドです。タイラバのアクションで魚にアピールし、エビで確実に喰わせるというものです。エサ釣りなので魚に見切られにくく、食い込ませやすいという釣りです。

       エサは赤エビが一番いいのですが、赤エビは11月半ばで禁漁。それ以降はシラエビ(オオダエビ、シラサエビ)が出回ります。こんなエビです。

       

       割と大きなエビで、茹でたりかき揚げにして食べると大変おいしいエビです。釣りエサとしても優秀で、赤エビがいない冬場に最盛期を迎えるので重宝します。上天草市大矢野町の道の駅『さんぱーる』や天草市志柿町の産直市場『とれたて市場』などで3月初旬まで売られています。大量に購入してストックパックに小分けして冷凍しておきます。

       シラエビをエサに使うときの大きさは下の通り。尻尾の関節より頭側を使います。

       

       あらかじめヒゲと尻尾をカットしておきます。

       

       2月になるとマダイが来ても食い込みが悪く、向こう合わせなどは期待できません。食い込ませる必要があります。そこでマダイテンヤを応用して、タイラバとテンヤのハイブリッドにしました。孫針を頭胸甲(頭を覆っている殻)に通したいので、親針との距離を長めに取ります。親針の糸長にプラス35mm〜40mm程度がしっくりきました。

       

       下の図にある例1と例2との間で設定するとシラエビにはピッタリきます。

       

       さらにもうひと手間かけます。シラエビを鯛が好きな赤エビに変身させます。

       

       尻尾とヒゲをカットして形を

       整えたシラエビを、食塩水に

       食紅を混ぜた漬け液に10分程

       漬け込んでからペーパータオル

       で水気を取って小分けにして

       冷凍保存します。
       

       定量的なデータが取れてなくて感覚的で恐縮なのですが、使い比べをしてみて、染めた方が当たりもヒットも多いようです。3月に友人が遊びに来た時も、このエサとハイブリッドタイラバ仕掛けで42cmの真鯛を釣りました。     5月27日

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      こいつの正体教えて下さい

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         今年はなかなか鯛の季節になりません。もうそろそろ、もうそろそろと思って海に出ますが釣れません。天草市倉岳町宮田沖。父と2人でタイラバとインチクで底を探っていたら、2人同時に何か引っかかりました。

         

         地球かと思いましたが上がってきます。

         動きませんが鉱物系じゃないようです。

         上がったのはなんと動物だか植物だか

         わからない生物です。ぷにぷにしてて

         上の方に針が引っ掛かっていました。

         バブル時代、六本木の”マハラジャ”の

         お立ち台で踊ってたお姉さんの鳥毛付

         きのうちわか?

         どなたかこいつの正体知りませんか

         釣れた場所は天草市倉岳町宮田沖。

         水深25mで、砂地に岩があちこちに

         転がっているようなところです。
         

         場所を移動して宮田港の沖で釣りを再開しました。一番潮位変動の小さな潮なので、いつも”急ぎ足”くらいの速さで流れる潮が、この日はなかなか動きません。魚の当たりも少なく、カサゴが時々釣れるくらいです。すると父のサビキに変わった魚がかかりました。

         体調20cmくらい。

         うろこは小さく

         アコウみたいです。

         ぬめりが強く

         口はスズキみたいに

         大きく開く。
         

         こいつはネットで調べて名前が分かりました。『キハッソク』という魚です。鱗を取ってムニエルにしていただきました。味はそこそこなのですが、身が固くて食べにくく、もしまた釣れたら今度は煮付にしてみようと思います。

         遠くに釣り船が鈴なりになっているのが見えます。2日前にそこに”上り鯛”が来ているという話を聞いていたので、そこまで遠出してみることにしました。凪なので気持ちがいい。天草市栖本港と鹿児島県の葛島を結ぶ線上に到着しました。

         釣り船がだんご状態です。同行した父が数えたら、僕らを含めて釣り船は18隻。半径100m内に全部いるような感じでした。中には知り合いの船もいました。でも潮の動きがなく、一時間以上いてもどの舟も釣果が上がった様子はなく、鯛かチヌか判別できませんでしたが40センチはなさそうなものを釣った船が一つだけ。気が付くと船の数が減っています。

         我々もそろそろ帰ろうかという頃、強い当たりがありました。フィッシュオン!鯛じゃないけど何だろう。上げてびっくり!シロザメでした。

         83cm。去年カヤックで釣ったシロザメは50cmのタモ網に体の3分の1しか入りませんでしたので、それと比較したらかわいいサイズです。いずれもエビ付きタイラバを食ってくるくらいだからおとなしいサメのようです。湯引きにして酢味噌でいただくのが普通のようですが、半身を刺身にしてみました。

         「フカの刺身」と言った方が通じるかもしれません。甘みや旨味がやや少ない感じですが悪くありません。意外とイケます。残りの半身は「キハッソク」と同様にムニエルにしていただきました。「フカのムニエル」は白身で癖がなく、さっぱりした美味しい料理でした。  4月15日


        釣った魚をおいしくいただくことに特化すると

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           カヤックフィッシングは健康にもよいし手作り感があふれて最高ですが、釣った魚をおいしくいただこうとするとこれがなかなか難しい。魚はストレスで弱ると身が白濁して味が落ちます。釣った魚をスカリ(いわゆるビク)に入れて泳がせておけば良さそうに見えますが、カヤックで引きずると魚はすぐに弱ってしまいます。

           

            ポイント移動のために魚をスカリに

            入れたままカヤックを漕いだ結果、

            このように弱ってしまいました。

           

            せっかくの真鯛なのに

            味が落ちてしまった・・・

            

            (関連記事はこちら

           

           

           

           

           スカリを大型のものに変えるとか、移動の時は大きなアミバケツに海水を入れて魚をスカリごと入れてから移動するとか、いくつか試してみましたが魚のストレス解消には至りませんでした。結局釣った魚をおいしくいただくには、『その場で〆て血抜きをして神経〆してクーラーで冷やして持ち帰る』以外に解決策はなさそうです。でもカヤックにこれだけの機材を積み込んで、魚が釣れる度に作業するのはあまりにも大変で、どうしたものかと悩んでいました。

           そんなある日、カヤックフィッシングをしていると、定年後に漁船を買った地元の「釣り兄貴」の船が近づいてきました。「乗って行け」「えっ?僕も舟に乗ってるんですけど」「舟ごと乗れば?」なるほど、ものは試し。

           

           漁船に乗り移ってカヤックを引き上げ、

            船に舟を載せたままで鹿児島県の獅子島

           (詳しくはこちら)近くのクジラに似た島

           『おっとっ島』に行きました。

           
           

           兄貴の船は30フィート(9メートル)の漁船で大きなイケスがあります。浮袋のある魚はエア抜きをしてイケスに入れると、どの魚もみな元気に泳いでいます。漁港に戻ってイケスを開けてみると、釣り上げた時よりも元気に見えます。下船前に〆て血抜きをして自宅に持ち帰って調理。すると、「うまい・・・」 釣った魚をおいしくいただこうと思うなら、イケスが必須なんだと思いました。

           思い切って昨年10月に小型船舶操縦士免許を取って船を買い、カヤックはツーリング、釣りは船と使い分けることにしました。

           

           ヤマハのFC24という古い船で、クルージング兼用となっているので純粋な漁船とはいえませんが、イケスはしっかりしていて、4.5kgのハマチもこの通り活かすことができます。

           

           船の効果は抜群で、カヤックと同じ移動時間で遠くまで行けてポイント移動も速いので、釣果が上がって釣った魚は元気です。釣った当日はイケスで寝かせ、翌日調理直前に〆て血抜きをしてあげれば魚の状態はもっと良くなってます。三枚におろすまで身が動きます。遠くに持って行くときなど、〆てから調理まで時間があるときは、神経〆までしておくと完璧です。

           天草では船、とりわけ漁船が入手しやすい。定年後故郷に戻って釣り三昧という人、海の近くで田舎暮らしをするために移住した人など様々ですが、船を買って釣りに出る人も多い。中古船ですが、私の知る限りの最安値は12万円のディーゼル船でした。ちゃんと動く船ですよ。  2月1日


          カヤックフィッシング〜棚底湾〜

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            今日は冬至。どうしたことか天草は暑いくらいですが、皆さんいかがお過ごしですか?ご無沙汰しております。

             さて今回は天草の東海岸にあたる天草市倉岳町でのカヤックフィッシングの様子をお伝えします。天草にある3つのタイプの海の中で、不知火海に面した東海岸は島が多い内海で、東シナ海や有明海に比べて波が穏やかです。しかもどの向きから風が吹いても風よけになる島があるので、海に出られる日が多いのが特長です。カヤックにはもってこい!ここでカヤックフィッシングをするとどんな感じか、自撮りのヘッドマウントカメラの映像でお届けします。首を動かすと揺れるので、ちょっと見にくいと思いますがご容赦ください。

             場所は天草市倉岳町にある棚底湾。ここは天草の内海の中でも特に穏やかなところです。ここにカヤックを出して釣りをしました。下の動画をご覧ください。カヤックフィッシングの楽しさが伝われば幸いです。

            https://youtu.be/m_FsaUVeMTI

             今回の対象魚はヒラという魚です。釣ったのはこの辺。夏場に多く釣れますが、シーバスと同じくらいファイトする魚で、勢いよく巻き上げると海面から大ジャンプしてフックを外してしまう元気ものです。釣って面白い魚です。地元での知名度はイマイチですが、岡山県ではソールフードと言われるくらいポピュラーだと聞いています。海面近くなったら巻き上げスピードを緩め、ジャンプしないように慎重に取り込みます。こんな魚です。

             

             

             棚底湾では2kg前後の鯛やヒラメ、コチといった高級魚をはじめ、いろんな魚が釣れます。ヘッドマウントカメラを着けての釣りは大変で、しかも電池の関係でうまいタイミングで撮影するのが難しいのです・・・ですから50センチを超える鯛やヒラメを釣る映像は撮れてません(写真は撮ってますが)。

             棚底湾では、カヤックで片道10分で行ける範囲でこんなものが釣れます。

             上から

              鯛

              チヌ(黒鯛)

              グチ

              グチ

             こんなに釣れる日もあります。
             

             下はヒラメ                 こちらはコチ

              

             

             タチウオだってインチクで釣れます。ただし、運が悪いとラインを歯で一発で切られてしまい、大切なインチクとサヨウナラになります。

             

             

             他にもカンパチや、高級カマボコの原料「エソ」も棚底湾のカヤックフィッシングで釣りました。しかしカヤックフィッシングには解決すべき問題が・・・魚の味です。

             スカリに入れておくところまではよいのですが、移動の度に魚を引っ張りまわすので、魚にとっては致命的なストレスになります。二時間も釣りをしていると弱ったり死んだりします。そうなるとせっかくの高級魚も味が落ちます。どなたかよい回避方法を教えていただけば幸いです。           12月22日


            今年もやってきた!ユーレイの季節

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               暑中お見舞い申し上げます。連日の猛暑。そんなときは涼を求めて(漁を求めて?)海に行きましょう! 涼しい何かに遭遇できるかもしれません。

               今年もバテ猫の姿が。三毛が今年産んだ子猫が濡れ縁でうだっていました。親猫はすぐ近くのカヤック艇庫のコンクリートでうだっていました。

                

               

               今年の子猫はペルシャ猫っぽい色をしているけど鼻の頭と耳の根元が黒い女の子猫です。最初見たときは「グレムリンだ!」と思いました。昨年三毛があれほど可愛がっていた縞模様の子猫は、秋口からぱったり姿を見せなくなりました。ちょうどその頃、親の三毛も餌を食べずにやせ細っていました。何かあったのでしょうか、もう8ヶ月以上誰も姿を見ていません・・・

               我が家の家庭菜園では、尾張の伝統野菜『かりもり』が実をつけました。名古屋での単身赴任生活中、特に気に入った地元食材が「あかしゃえび」と「かりもり」でした。あかしゃえびは名古屋の海老煎餅の原材料として有名ですが、漬物瓜のかりもりは地元以外ではあまり知られていません。夏にはかりもりの浅漬けでビール、というのが最高なので名古屋から種を取り寄せました。写真は記念すべき天草での収穫第一号です。

               

               

               海の日の月曜日、カヤックフィッシングに出かけました。今年5月から、仕掛けを「インチク」から「タイラバ」に変更していろいろと試行錯誤を続けています。地元の釣り兄貴(通信会社を定年退職後29フィートの漁船を買った人)からタイラバのイロハを教わり、まず模倣。それから自分なりに工夫して自作を続けています。たぶん兄貴も進化を続けているだろうな・・・

               海に出ると気持ちいいですね。何もしなくても気分が晴れます。棚底港の白灯台の沖合のいつものポイントへ向かいます。3分ほど漕いだところでカヤックのへりに怪しげな影が・・・

               

               

               今年も出た! 棚底湾のユーレイ。 直径70cmほど。触手は1m50cm。昨年紹介した『ユーレイクラゲ』です。こいつ、傘をしっかり動かして自分で泳いでいるんです。傘の下には小魚(何かの稚魚)が隠れています。意外と親分肌です。

               

               

               ユーレイが消えてしばらくするとエイが現れました。体長が3mくらいのと2mくらいのと、2匹カヤックの横を悠々と泳いで行きました(カメラ間に合わず!)。去年カヤック見物に近寄ってきたエイとは比べ物にならないほど大きい。おかげでしばらく魚の”あたり”はぱったり途絶えました。エイを警戒しているのでしょう。海には実にいろいろなものがいます。

               この日の釣果は小さい鯛1匹とグチ2匹。実は40cmほどのチヌをかけたのですが、痛恨のランディングミス。タモ網の枠に魚体をぶつけてしまいました。驚いたチヌが最後の力を振り絞って暴れ、フックが外れました。「しまった!」と思った次の瞬間、チヌは一瞬何が起きたのかわからずに呆然としましたが、すぐ我に返って海底目指して姿を消しました。タモで追いかけてもむなし・・・うーむ、ユーレイの祟りか?    7月28日


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              プロフィール

              管理人のたかぴーです。2017年、定年を待たず少〜しだけ早く退職して天草に移住しました。東京での生活が正常だと思っていたのが間違いだった。とりわけコロナで過密都市の恐ろしさを実感している所です。ここ天草はWithoutコロナ生活を送れるパラダイス。是非お越し下さい。

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