Stay Home 用サプリメント

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     Stay Home の巣ごもり生活は、家族関係にも微妙な影を落とす。例えば夫婦。朝早く仕事に出掛けて夜遅く帰って休日は朝からゴルフの練習に行く。そんな夫が毎日家にいて仕事するわ、休日も外出自粛で家に居るわ。妻にしてみれば夫がいない時間が長いのが普通だったのに調子が狂っちゃうし、夫は居候みたいな居心地の悪さを感じてしまう。そんな微妙な空気に少しだけ役に立つサプリメントを、ここ天草からお届けしたい。

     キジバトの夫婦が雨の日によくここで語らいのひと時を過ごしている。一緒にいるだけで楽しかったあの頃の気持ちをちょっとだけ思い出してみるのはいかが?

     

     

     早春には群れで飛び回っていたカワラヒワが、桜の花が咲くころにはパートナーと仲良く寄り添っていた。

     

     

     一日一回一時間程度の散歩の途中。畑の中に生えている木に止まったホオジロの夫婦に出会った。このあと仲良く同じ方向に飛んで行った。

     

     

     一羽でいるところしか見たことがないキツツキ(コゲラ)だが、この日はペアで外食。

     

     

     海の上にも仲良しがいっぱいいる。冬の渡り鳥としてやってくるヒドリガモの夫婦。天草の海辺で冬によく見られる。

     

     

     ピッタリ息が合った飛翔を見せるカワウ。こんな姿を見たら、羽に釣り糸が絡んでお一人様生活をしているウが余計気の毒に感じる。

     

     

     天草でどうしても外せないのが貴重な海鳥、カンムリウミスズメ。春の穏やかな海の上を寄り添うように散歩していた。

     

     

     いかがだったろうか。仲の良い鳥たちの姿が心のヒアルロン酸になってくれれば幸いだ。

                                     2020年5月22日


    哀しみの ウッ!

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       3月下旬、複数の方から浦川でカワセミを見たという情報をいただき、探しに出掛けた時の事だ。この川は感潮河川で河口の水位は大きく変わる。廃船にカワウが一羽止まっていたので何気なく撮影した。

       

       自宅に戻って写真を見たら、背中の白いものに気が付いた。拡大してみた。

       

       こいつ、怪我してる!

       

       何となく気になって、数日後同じ場所に行ってみた。いた。怪我は治ったのかな? でもこちらを向いていたので背中の怪我の状態は分からなかった。

        

       

       その一週間後。やはり背中に盛り上がりがある。まだ治ってない・・・

       

       この日はお目当てのカワセミの鳴き声を聞いた。姿を探していると飛び去る後ろ姿が見えたが写真は間に合わなかった。でもいることは確認できた。

       

       さらに一週間後。まだ左肩に違和感が残っている(プロ野球のピッチャーみたい)。

        

       怪我してる割には意外と元気そうで 歩く姿も普段と変わりないように見える。早く治るといいね。頑張って!

       

       さらに一週間後。相変わらず一羽で廃船の近くにいた。もう一か月以上このカワウを観察しているが、まだ完治してないみたい。

       

       この写真を拡大して驚いた。怪我の原因は実は人間だった。下の拡大写真を見て欲しい。矢印の先にループした釣り糸が見える。

       

       幸い、絡んでいるだけで血が出たりしているわけではなさそなので一応安心はしたが、ウも辛いだろう。仲間から離れて彼(彼女?)は一人で暮らしている(単にお一人様を満喫しているだけかもしれないが)。群れてないから「3密」にも当たらないか。

       できれば釣り糸を取ってあげたいのだが・・・       2020年5月15日


      Stay Home 週間

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         今週は"Stay-Home-Week"。天草ではまだ新型コロナ感染者が一人も出ていないが、市役所は毎日何度も防災無線で海に向かって「コロナ感染防止のために釣りや潮干狩りも自粛して」と呼びかけてる。何もそこまで、と思うが一旦感染者が出てしまえば医療崩壊に直結しかねないので致し方ないかも。

         例えは悪いが、「自宅謹慎状態」なので窓からの景色を眺める時間が多くなる。天草ライフは生き物が多いので意外に面白い。空を見上げればいつでもトンビとツバメが飛んでいるし朝はイソヒヨドリのさえずりで起こされる。野鳥は季節ごとに種類が入れ替わる。しかし冬に餌付けができないかと作った餌台にはまだ食べに来てくれない。

         

         強風が吹くと餌が飛ばされ地面に落ちる。するとスズメなどが目ざとく見つけて食べているから、板の上に餌があることは分かっていても警戒して来ないのだろう。きっかけがないと無理なのか?人懐っこいヤマガラに期待しているのだが、脚立や石垣には止まっても台の上には止まってくれない。

         

         

         天草は猫も多い。三毛猫は子猫を産むとうちに連れてくる。可哀そうだから追い払わないでいると居つく。そして成長するといなくなる。でも時々思い出したようにふらりとやって来る。この白い猫もそう。去年死んだ”へぐろちゃん”の弟だ。兄弟でよくここで遊んでいたことを懐かしんでいるみたい。僕らのことも分かっていて、「しろ!」と呼ぶと懐かしそうに近づいてくるので撫でてやったりする。

         

         今うちには白の弟と妹の兄妹猫が居付いている。お気に入りは濡れ縁にあるザル。今日も仲良くお昼寝。母猫は恋の季節で子猫にはもはや関心がない。

         

        へぐろもこのザルの中でよく昼寝してたな・・・

         

         池にヒヨドリがやってきた。カラスの行水と違って、直接池にタイブして豪快に水浴びする。連続写真でどうぞ。

         

         

         でもこの鳥は我が家の敵なんだよね。集団でやってきて庭の花や若芽を食べてしまう。先月花を食べられたさくらんぼ。残った実が色づき始めたので、用心棒を雇ってヒヨドリたちと闘争中だ。

         

         

         とまあ、こんな調子で読書の合間に窓の景色を見ながら過ごすのもいいものだ。でも毎日だと一週間持たないかも。やはり一日一回くらいは人がいない所への散歩くらいはした方がいい。都会では散歩に出たら図らずしも3密を作ってしまうが、田舎に住んでいれば安全な散歩は普通にできる。

         こんなことを予想していた訳ではないが、定年前に田舎に移住していて正解だったと思う。スカイツリーの展望台から見た首都圏の殺伐とした灰一色の景色を思い出してほしい。そこに人々は何層にも重なって住んでいる。過密なんてもんじゃない。東日本地震の時も今回のコロナもそうだが、脆くて危険だという事に目を向ける機会なのかもしれない。  2020年5月1日


        有明のまぐろ? タコじゃないの?

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           有明町と言えばタコの町。タコの炊き込みご飯や干物が有名だ。そこにまぐろ、と言っても「鮪」じゃない。「真黒」の話だ。

           天草は恐竜の時代から哺乳類の時代までの間にできた地層が、地殻変動で持ち上げられ、斜めに傾いて「ケスタ地形」を形作っている。しかし上島に聳え立つ倉岳山は、マグマが地層の弱いところを突き破って上がって出来たものだ。マグマが上がってきたのなら、マグマ近くの地層は熱で「オーブン加熱」状態になっているはずだ。そんな岩石がないか、御所浦白亜紀資料館の学芸員さんに聞いてみたら「有明町のまぐろ石(真黒石)がそうだ」と教えてくれた。

           倉岳山の北側にあたる有明海に面した海岸に行ってみた。天草市有明町。道の駅は臨時休業でひっそりしている。リップルランドの海岸のリアルなタコのモニュメントがお出迎え。リアルででけ〜!

           

           御所浦で恐竜のモニュメントも制作している方による作品だそうだが、これには「参った降参」だ。タコ壷のフジツボまでリアルにできている。

           おっと、タコでなくてまぐろだった!タコ広場から波打ち際まで下りられるように階段が整備されている。

            

           

           ♪誰もいない海。二人の愛を確かめたくって♪ なんて古いよね〜。でも珍しく人がいた。何か拾ってる。シーグラス(ガラスのかけらが波で洗われてきれいなタイルみたいになったもの)かな。

           

          アクセサリーでも自作するのかな?いずれにしても離れているので3密の対象外。安心して散歩を続ける。

           

           浜辺は丸い石ころで埋め尽くされているが、黒い石が多い。この黒い石が『真黒石(まぐろ石)』なんだそうだ。

           

           拡大するとこんな感じの石ころ。黒でない石は真ん丸だけど、黒い石は角が丸まっただけのいびつな形のものが多い。。

           

           

           拾ってみると真っ黒で固く滑らかだ。まぐろ石同士を叩いてみると金属音がする。正体は「ホルンフェルス」。ブラタモリでもよく出て来る岩石。大昔の泥が固まって出来た”泥岩”(でいがん)がマグマの熱でオーブン焼きにされて固くなった石だ。とても固くて緻密で風化しにくい。だから真ん丸なまぐろ石が見当たらないんだ!いびつな形だからこんなことも出来る。

           

           

           ここ有明の海岸に転がるまぐろ石は、実はどこから出てきたかがまだ分かっていないそうだ。背後にマグマが「貫入」して出来た山があるわけだから、この近くの沢沿いの斜面のどこかにあるのだろうが・・・

           ホルンフェルスの産出地を突き止めたら地方紙に載るかもしれません。皆さん、いかがです?  2020年4月24日


          五足の靴を二足で巡る

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             疫病に罹らないようにと室内に居るばかりでは体に良くない。 換気がよく・人が密集せず・近距離で会話や発声しない 所を歩いて健康増進に努めようと二人で出かけた。

             本渡方面から国道266号を牛深方面に走り、県道24号線(本渡下田線)に入って約20分。天草西海岸の下田温泉に『五足の靴 文学遊歩道』がある。国道開通前の旧道を遊歩道として保存したものだ。『五足の靴』は新詩社同人の北原白秋はじめ若い詩人4人と与謝野寛の5人が綴った紀行文(岩波文庫「緑177-1」)にちなんでいる(関連記事はこちら)。実際に彼らが歩いた道とのことだ。

             入口に絵が描かれている「下田トンネル」を抜けて国道389号に突き当たって左折してすぐ。遊歩道入口の看板がある。上ると駐車場(場所はこちら)。

              

             

             ここ下田北は昔「下津深江」と呼ばれていたそうだ。『五足の靴』の一行は富岡から海路下津深江入りし、大江まで歩いた。その足跡をたどる道だ。 

              

             

             ここからスタート。

             

             

             分かりやすい標識があるし、100mごとに道標がある。

              

             北原白秋ら5人はここから高浜に至るまで険しい道を歩いたという。途中暗くなって迷ったらしい。明治40年に標識があったら迷わずに済んだろうにね。

             気持ちの良い遊歩道だ。途中展望所がある。

              

             天草灘を一望できる。

             

             

             ホテルの名前も『五足のくつ』。その前を通る。ひょっとして敷地内?

             

             

             その先に展望台の標識。

             

              期待して行ってみたが眺望開けず。残念。

             
             

             つづら折れの歩道。木の間から海が見える。曲がりきると眼下に海が広がる。

              

             

             アスファルト道路に出た。 道の反対側に標識がある。ここからさらに下る。

              

             

             途中スミレが咲いていた。その近くに標識があるが文字は読めない。

              

             

             海まで下るとゲストハウス風来望のBBQ場(場所はこちら)。遊歩道はここからまた山に入るが、これから先はほとんど眺望が開けない。唯一の展望所は木々に覆われ、テーブルと椅子は朽ちていた。海岸まで下りたら国道に戻って鬼海ヶ浦トンネル(場所はこちら)をくぐって国道沿いに駐車場に戻るのが賢明だと思う。 2020年4月10日


            名残の菜の花

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               菜の花もそろそろ終わり。正月明けに満開だった畑(下左)は順番に田んぼになりつつある(下右)。残っている畑を散歩してみた。

                

               

               天草市倉岳町宮田。扇状地の山の際まで、段々畑に菜の花が咲いている。盛りは過ぎたが、まだ菜の花の階段が見られた。

               

               

               海を振り返ればうららかな半農半漁の町の風景が広がっていた。

               

               

               今年の見納めかな。菜の花畑の先はもう山林だ。

               

               

               尾根越しの隣の集落にも菜の花畑。花に囲まれている。

               

               

               広角に引いてみると花の色が薄くなってきているのがわかる。

               

               

               来年は花盛りの時季に各地の菜の花を巡ってみようと思う。 2020年4月3日


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              プロフィール

              管理人のたかぴーです。 2017年から天草市倉岳町に住んでいます。自分で天草各地を回って見つけた魅力を記事にしてます。モーターボートで海を散歩するサービスもやってます。サラリーマン卒業が見えてきたから、これからの「新しい人生」や「スローライフ」に興味がある、そんな方の参考になれば幸いです

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